夏のドラマを見逃さない

2006年 決勝 早稲田実業(西東京) 1-1 駒大苫小牧(南北海道)

⚾ 両校一歩も譲らぬ投手戦 15回で決着付かず、37年ぶり決勝再試合へ

2006年 決勝
早稲田実業(西東京) 1-1 駒大苫小牧(南北海道)

73年ぶりの3連覇を目指す駒大苫小牧と、大方の予想を覆して勝ち上がってきた早稲田実業の一戦は、1点を争う投手戦となった。

駒大苫小牧は田中将大、早稲田実業は斎藤佑樹が無失点の好投を続け、試合は0-0のまま推移。ようやく8回表に三木が本塁打を放ち駒大苫小牧が均衡を破るが、早稲田実業もその裏にすぐさまに1点を返してみせる。

その後も田中から菊地へ継投した駒大苫小牧、斎藤が一人で15回を投げぬいた早稲田実業ともに無失点を続け、勝負の行方は翌日の再試合に委ねられることとなった。

決勝 10 11 12 13 14 15
駒大苫小 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1
早稲田実 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1

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2006年 決勝(再試合) 早稲田実業(西東京) 4-3 駒大苫小牧(南北海道)

⚾ 決勝再試合は早稲田実業の初優勝で幕 駒大苫小牧は三連覇ならず

2006年 決勝(再試合)
早稲田実業(西東京) 4-3 駒大苫小牧(南北海道)

決勝としては37年ぶりの再試合となったこの試合。

早稲田実業は前日に続いて斎藤佑樹が先発し、8回まで1失点の好投。一方の駒大苫小牧は田中将大が先制点を失ったあとの1回の途中から登板し、3失点と力投をみせた。

試合は早稲田実業4-1のリードで迎えた9回、駒大苫小牧が1点差に迫る粘りをみせるが、斎藤が最後のバッターとなった田中を三振に抑えてゲームセット。早稲田実業が夏の甲子園で初優勝を飾った。

決勝
駒大苫小 0 0 0 0 0 1 0 0 2 3
早稲田実 1 1 0 0 0 1 1 1 0 4

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2006年 準々決勝 智弁和歌山(和歌山) 13-12 帝京(東東京)

⚾ 最後は押し出しの四球で決着…壮絶な打撃戦は智弁和歌山に軍配

2006年 準々決勝
智弁和歌山(和歌山) 13-12 帝京(東東京)

名門同士の一戦は智弁和歌山が8-4でリードして迎えた9回表、猛反撃に出た帝京が一挙に8点を奪って12-8と大逆転。ところがその裏、智弁和歌山も意地をみせ、橋本が3ランを放つと、代打・青山が同点打、そして最後は押し出しの四球で再逆転に成功。

両チームで7本の本塁打が飛び出す壮絶な打撃戦を制した。

準々決勝
帝京 0 0 0 2 0 0 0 2 8 12
智弁和歌山 0 3 0 3 0 0 2 0 5 13

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2007年 決勝 佐賀北(佐賀) 5-4 広陵(広島)

⚾ 劇的な逆転満塁弾!佐賀北が「がばい旋風」を優勝で締めくくる

2007年 決勝
佐賀北(佐賀) 5-4 広陵(広島)

公立高校として本大会で旋風を巻き起こしてきた佐賀北は、広陵の野村祐輔と小林誠二のバッテリーを前に打線が沈黙。

しかし0-4で迎えた8回裏に猛反撃を開始し、まずは満塁からの押し出しで1点を返すと、一死満塁で迎えた打席で副島浩史が逆転満塁ホームラン。

5-4と試合をひっくり返し、劇的な形で「がばい旋風」を締めくくった。

決勝
広陵 0 2 0 0 0 0 2 0 0 4
佐賀北 0 0 0 0 0 0 0 5 0 5

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2009年 決勝 中京大中京(愛知) 10-9 日本文理(新潟)

⚾ 日本文理、9回2死からの猛反撃で中京大中京追い詰める

2009年 決勝
中京大中京(愛知) 10-9 日本文理(新潟)

試合は中京大中京が10-4とリードして迎えた9回表に劇的な動きをみせる。

中京大中京は右翼手に回っていた堂林が志願して再登板し、日本文理からあっさりと2アウトを奪うと、切手孝太も2ストライクに追い込み、勝利まであと1球と迫る。しかし切手が粘って四球を選ぶと、日本文理はそこから怒涛の反撃に出て5点を連取、1点差にまで迫って見せる。次のバッターの若林も強烈な打球を放つが、これは三塁の正面を突き、遂にゲームセット。

同点とはならなかったものの、「野球は9回2アウトから」という言葉を体現する粘りをみせた。

決勝
日本文理 0 1 1 0 0 0 1 1 5 9
中京大中京 2 0 0 0 0 6 2 0 × 10

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2010年 準決勝 興南(沖縄) 6-5 報徳学園(兵庫)

⚾ 沖縄勢初の栄冠狙う興南、報徳学園に粘って逆転勝利

2010年 準決勝
興南(沖縄) 6-5 報徳学園(兵庫)

報徳学園は序盤から興南の先発・島袋洋奨を攻略し、2回までに5点を奪取。投げては大西一成が4回まで無失点に抑える好投をみせる。

しかし中盤から興南の猛打が爆発し、5、6、7回で6点を奪取して逆転。序盤に打ち込まれた島袋も立て直し、3回以降は無失点に抑え、決勝進出を決めた。

このあと、興南は決勝戦も勝利し、沖縄県勢初の優勝を飾るとともに、史上6校目となる初夏連覇の偉業を達成する。

準決勝
興南 0 0 0 0 3 1 2 0 0 6
報徳学園 1 4 0 0 0 0 0 0 0 5

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2012年 1回戦 桐光学園(神奈川) 7-0 今治西(愛媛)

⚾ 桐光学園・松井が大会記録の1試合22奪三振をマーク

2012年 1回戦
桐光学園(神奈川) 7-0 今治西(愛媛)

桐光学園の2年の左腕、松井裕樹が今治西と対戦した1回戦で、圧巻のピッチングをみせた。

左のスライダーを武器に次々と三振を奪うと、最終的には今治西打線を僅か2安打に抑え、1試合の数字としては大会記録となる22個の三振を奪った。

また、打線も松井の3ランを含む10安打と爆発し、計7点を奪ってみせた。

1回戦
今治西 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
桐光学園 0 0 1 1 3 0 1 1 × 7

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2013年 1回戦 仙台育英(宮城) 11-10 浦和学院(埼玉)

⚾ 仙台育英、春の王者・浦和学院に劇的サヨナラ勝ち

2013年 1回戦
仙台育英(宮城) 11-10 浦和学院(埼玉)

仙台育英がセンバツ王者浦和学院に挑んだ一戦は壮絶な打撃が展開された。

まず1回表に浦和学院が1点を先行するが、仙台育英はその裏に6点を奪う猛攻を展開。しかし3回表に流れは一転し、今度は浦和学院が一挙に8点を奪取。4回表にも1点を加え、10-6とリードを奪う。それでも仙台育英は6回裏、相手のエラーもあって4点を奪い同点に追いつくと、9回裏には2死1塁から熊谷敬宥が二塁打を放ち、シーソーゲームに終止符を打った。

1回戦
浦和学院 1 0 8 1 0 0 0 0 0 10
仙台育英 6 0 0 0 0 4 0 0 1 11

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2017年 準決勝 広陵(広島) 12-9 天理(奈良)

⚾ 両チーム合わせて38安打の乱打戦!中村2発7打点と爆発の広陵に軍配

2017年 準決勝
広陵(広島) 12-9 天理(奈良)

広陵(広島)と天理(奈良)による決勝進出を懸けた大一番は、両チーム合わせて38安打の乱打戦となる。

そのなかで大暴れをみせたのが捕手・中村奨成で、初回に2ランを放つと、5回には同点となるソロアーチを放つ。最終的には4安打2本塁打7打点の成績を残し、こ試合で大会最多本塁打、打点、塁打の3つの新記録を作った。

試合は6回に逆転した広陵がリードを守り切り、決勝へ駒を進めた。

準決勝
広陵 2 0 0 1 1 2 3 0 3 12
天理 0 0 2 2 0 0 2 0 3 9

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2018年 準々決勝 金足農業(秋田) 3-2 近江(滋賀)

⚾ 金足農業、劇的な2ランスクイズで近江との死闘制す

2018年 準々決勝
金足農業(秋田) 3-2 近江(滋賀)

金足農業と近江の一戦は1点を争う投手戦が展開され、金足農業は吉田輝星が2点を失うも10奪三振の力投。一方の近江は佐合大輔から林優樹へ繋ぐリレーで、金足打線を8回まで1失点に抑えてみせる。

ところが近江の2-1でむかえた9回裏、ドラマが待っていた。無死満塁から斎藤璃玖が三塁線へバントを転がすと、一塁への送球の間に、三塁ランナーの高橋佑輔に続いて二塁ランナーの菊地彪吾もホームイン。意表を突いた「ツーランスクイズ」が決まり、金足農業が準決勝進出を果たした。

準々決勝
近江 0 0 0 1 0 1 0 0 0 2
金足農 0 0 0 0 1 0 0 0 3

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